打楽器用語集(2021年版・随時更新中)

旧ブログにあった記事(http://henyoharo.sunnyday.jp/at/打楽器用語集)を移行中です。1から書き直しているので、完成まで少々お時間を下さい。

インディペンデント・グリップindependent grip(英)
4本マレットのグリップにおいて、片手に持った2本のマレットが交差しないグリップの総称。
「スティーブンス・グリップ」や「マッサーグリップ」がある。
大太鼓ベースドラム、バスドラム、Bass Drum、Gran Cassa、Grosse Caisse、Grosse Trommel。
省略表記:B.D./ G.C./ Gr.Tr./等
通常のオーケストラで使用される膜鳴楽器の中で最も大きな太鼓。一般にスタンドに固定し、一本の撥で叩いて演奏する。2本の撥を使い細かい音符やトレモロ(連打)を奏する場合もある。
木製のシェル(胴)に本皮又はプラスティック・ヘッドが両面に張られている。撥は木製の棒に木製の芯を付け、それに分厚くフェルトを巻いたものが使用されることが多い。他の打楽器の撥に比べ、かなり大きいものを使用する。稀に剥き出しの木のままで奏したり、ティンパニの撥などで演奏することもある。
ティンパニよりもさらに低い音が得られるため、現代では低音の拡張と響きの増強を目的として使用されることが多い。
また、ヨーロッパへの流入はシンバルと同様トルコのヨーロッパ遠征であったため、行進曲でのリズムキープとしても用いられる。この場合、通常小型の楽器が使用される。
主なメーカー:ヤマハ、レフィーマ、パール、ラディック・・・他
オープン・シンバル合わせシンバルのこと。時々アマチュアさんがこの言い方をしている。
クロス・グリップcross grip(英)
4本マレットのグリップにおいて、片手に持った2本のマレットが交差するグリップの総称。トラディショナル・グリップとバートン・グリップが一般的。
右手がバートン・グリップ、左手がトラディショナルグリップ(またはその逆)というスタイルの奏者もいる。
ゴングgong。
東南アジアで発達した銅鑼。タムタム(Tam-tam)とは違い、中央に凸部(おへそ)がある。ただし、
吹奏楽曲などでこの用語が使用されたときは、小さなタムタムをさすことが多いが、定まってはいない。
シンバル
スティーブンス・グリップstevens grip(英)
リー・ハワード・スティーブンスがマッサー・グリップを改良して考案した4本マレット時におけるグリップの1種。インディペンデント・グリップの1種。
バーチやメイプルのようにしならない材質で作られたマレットを使用することが多い。
Method of movement for marimba において詳しく解説されている。
太鼓(たいこ)1.筒状のものに皮を貼り付けた楽器。ドラム、Drum、Tamburo、Trommel、Casse
2.俗に吹奏楽等で打楽器全般を指す。
3.俗にドラムセットを表す。
第二の指揮者
俗に、オーケストラにおけるティンパニ奏者のことを指す。

打楽器「打つ、叩く」といった最も単純な動作で音を出す楽器の総称。
いわゆる太鼓といわれている楽器である「膜質楽器(膜鳴楽器)」と、木琴やトライアングルなどのように、叩いたもの自体が音を出す「体鳴楽器」に分類される。
タムタム(太鼓)Tom-tom またはConcert Tom。省略表記:Toms 等。
トムトムと読む場合もあるが、これは銅鑼を意味するTam-tamと区別するためである。片面太鼓と両面太鼓がある。
主なメーカー:YAMAHA、Pearl、TAMA(ドラムセット用のみ)、Sonor・・・他多数
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