Concerto pour Percussion et Petite Orchestra Op.109
西洋音楽史上初の音階を有しない楽器を中心とした打楽器協奏曲とされています。(と言ってもおもいっきりティンパニを使っていますが…)
曲自体はイ短調という明確な調性を持っており、いわゆる現代音楽ではありません。数少ない親しみやすい打楽器音楽として、多くの演奏家が演奏、録音しています。
“打楽器と小管弦楽のための協奏曲(ダリウス・ミヨー)” の続きを読む関西を中心に演奏活動をしている泉純太郎です!演奏依頼、レッスン依頼受付中!個人レッスン、グループレッスン、吹奏楽指導etc。「身体の構造」に基づいた「身体の使い方」のレッスンもやってます。
西洋音楽史上初の音階を有しない楽器を中心とした打楽器協奏曲とされています。(と言ってもおもいっきりティンパニを使っていますが…)
曲自体はイ短調という明確な調性を持っており、いわゆる現代音楽ではありません。数少ない親しみやすい打楽器音楽として、多くの演奏家が演奏、録音しています。
“打楽器と小管弦楽のための協奏曲(ダリウス・ミヨー)” の続きを読むこのところ、ブログの更新ができておりませんでしたので、ここで最近の泉の活動をまとめておこうと思います。
・・・と言っても、基本はフリーランスらしく、方方のオーケストラや吹奏楽団のエキストラ奏者としてコンサートに出演するのが日常です。
ただ、その中でも先日毛色の違う仕事が2つありました。 “最近の活動” の続きを読む
永野哲の世界 Vol.1
パーカッション・フェスティヴァル2009の会場で手に入れたCD。
元九州交響楽団のティンパニ奏者で、マレット製作者でもある永野哲氏のティンパニ協奏曲集です。
テーリヒェン、三村恵章、ベックのコンチェルトが収録されています。
テーリヒェンのコンチェルトは、作曲者の自作自演のものもありますが、廃盤で現在入手困難になっています。
こちらのCDは、アマゾンなどの大手では扱っていないので、JPCに問い合わせるのがいいかもしれません。 “永野哲の世界 Vol.1 Timpani Concerto” の続きを読む
モーリス・ジャールの古典組曲が収録された貴重なCD。
ただそのクオリティは・・・言及するのはやめておきましょう。
古典組曲の他には打楽器とオンドマルトノの作品など、興味深い曲が多数収録されています。
演奏者:
セルジュ・ボド – Serge Baudo指揮
Orchestre de la Radiodiffusion Française
ジャンヌ・ロリオ – Jeanne Loriot(オンド・マルトノ)
Louis Froment指揮 Orchestre Du Club d’Essai
Louis Fremeaux指揮
フランス国立管弦楽団 – Orchestre National de France
Charles Bruck指揮 Orchestre Radio-Symphonique de Strasbourg
Devy Erlih(ヴァイオリン)
Christiane Millerioux(打楽器)
Aline Le Gall(ピアノ)
作曲:モーリス・ジャール – Maurice Jarre(1924 – 2009)
収録曲:
・オンド・マルトノと打楽器のための3つのダンス – Three Dances for Ondes Martenot and Percussion
オンド・マルトノを弾いているのはなんとあのジャンヌ・ロリオ。メシアンの妻イヴォンヌ・ロリオの妹です。
・アルテュール・オネゲルの想い出へのパッサカリア – Passacaglia to the Memory of Arthur Honegger
・夜警 – The Night Watch
・ヴァイオリンとオーケストラのためのモビール – Mobiles for Violin and Orchestra
・打楽器とピアノのための古典組曲 – Ancient Suite for Percussion Instruments and Piano
さて、毎月1つ選んで僕が出演するコンサートを紹介するこのコーナー、今月は毛色を変えて邦楽です。といっても僕が担当するのは西洋の楽器ですが。
というのも、演奏会前半は邦楽伝統のレパートリーが演奏されるのですが、後半になるとロック調の曲やクラシックからアレンジされた曲が演奏され、僕はそちらに加わることになってます。
五線譜ではなく、邦楽の楽譜が送られてきた時はマジ焦りましたが(笑)送っていただいた音源と合わせて解読し、どのように音を入れるべきかを思案中です。
きっと面白い演奏会になりますし、入場無料ですので、足をお運びいただけたらと思います。
“第12回永田箏曲会演奏会(4/22 神戸文化ホール)” の続きを読む