ブレーキ・ドラム Brake Drum

Brake Drum

自動車の部品。どうやらブレーキに関係するものらしい(笑)
現代音楽作品や打楽器作品において、しばしば用いられる。
音は「カン!」といういわゆる金属音で、余韻は短い。超ごついアンビルのような感じ。

そもそも楽器ではないので、「鳴る」ようには作られていない。
大きな音を出そうとして力任せになると、マレットやハンマーを破損してしまうので注意が必要。
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テナー・ドラム Tenor Drum / Caisse Roulante / Tenortrommel

Tenor Drum / Caisse Roulante / Tenortrommel

膜質打楽器(いわゆる太鼓)の一種。一般的には、響線を付けない胴長の太鼓を指す。Snare Drumよりも胴長で、Bass Drumよりも小振り。サイズはTom-tomに近いが余韻はそれよりも短い。響線を付けるField Drumとよく間違われる(作曲家が間違っている場合もあるらしい)ので注意。 “テナー・ドラム Tenor Drum / Caisse Roulante / Tenortrommel” の続きを読む

吹奏楽のための第1組曲(グスターヴ・ホルスト)

First Suite for Military Band, Op.28 No.1

吹奏楽の名曲中の名曲。「組曲第1番」又は「第1組曲」と訳される。

近年、伊藤康英氏監修による原典版が出版され、話題となった。

吹奏楽ではポケットスコアが出版されることは珍しいが、この曲と「第2組曲」は出版されている。

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交響曲第12番「1917年」(ショスタコーヴィチ)

Symphony No.12 The Year of 1917

旧ソ連の作曲家ショスタコーヴィチの12番目の交響曲。1917年の10月革命が題材らしいですが、そのへんの解説はWikipediaを見て下さい(笑)

日本ではあまり演奏機会の多くない珍しい曲。
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組曲「惑星」(グスターヴ・ホルスト)

The Planets

組曲「惑星」はグスターヴ・ホルストの代表作。ホルストといえば吹奏楽界では2つの「吹奏楽のための組曲」が有名ですが、一般的にはこの「惑星」の方が有名。
全曲を通すと約50分、編成も4管に女性コーラス、オルガンまで必要という超大曲だが、抜粋で演奏されることも多いため、実演機会は多い。
平原綾香氏が歌詞をつけて歌った「木星(Jupiter)」が有名・・・と言いたいところだが、最近の若い子はあんまり知らないみたい。 “組曲「惑星」(グスターヴ・ホルスト)” の続きを読む