さて、「4本マレットの動かし方」も今回でその3となりました。
前回までは2本のマレット両方が白鍵、または黒鍵の場合を考えていましたが、今回は白鍵と黒鍵両方使う場合について説明していきたいと思います!
「その1」「その2」をまだ読んでない、という方はそちらを是非先に読んでくださいね!
内側のマレットが白鍵、外側のマレットが黒鍵
では、比較的やりやすい「内側が白鍵、外側が黒鍵」から説明しましょう。
マレット・ヘッドの「幅」を見てもらうと分かるのですが、あんまり変化がないのが分かると思います。(もちろん少しは変わってますよ!)
では、どのようにして対処をしているかというと、身体の位置と腕の向きに注目して次の動画をどうぞ。
2つの音の間隔が狭くなると腕が楽器に対して「横」を向きますね。それに伴って身体の位置も変えています。
では、次に行きましょう。
内側のマレットが黒鍵、外側のマレットが白鍵
ご覧のように、肘が身体の中心方向、マレット・ヘッドが外側に向きますね。
特に2つの音の間隔が狭くなると腕が楽器の横のラインと平行に近くなってきてかなり辛い体勢になる事もあります。
白鍵⇄黒鍵の移動
このように、白鍵か黒鍵かで腕の向きが大きく変わってきます。
楽譜上の移動は少しなのに、腕はダイナミックに動いているなんて事もしばしば。
場合によっては外側のマレットを内側のマレットより内側に持ってきて対処する場合もあります。
左手のマレットと右手のマレットの順番を入れ替える事もあります
作曲者がマレットの動き方まで考えて曲を作っているケースはあまりありません
なので、「こうあるべき」という固定観念にとらわれず、創意工夫で対処してくだい!
その4ではおすすめの練習法について書きたいと思います!
それでは、次回更新でまた!
「4本マレット(片手2本持ち)の動かし方 その3 白鍵&黒鍵と腕の向き」への1件のフィードバック