木と皮の鼓動-現代パーカッション作品集

日本を代表する打楽器奏者、元読売交響楽団首席ティンパニ奏者の菅原淳氏のソロ・アルバム。現代日本を代表する6人の作曲家から献呈された7作品が収録されています。中でも「樹霊」「サーティーン・ドラムス」は世界中で演奏される打楽器&マリンバ・ソロのスタンダード・レパートリー。7曲すべて出版されていて頻繁に演奏されています。お勧めの1枚。

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収録曲:
福士則夫
ソロ・パーカッションのための『樹霊』 – ANIMA OF A TREE for solo percussion (1995)
マリンバ(4oct.)と5つのウッドブロック。まさに森がささやいてくるかのような音楽。

北爪道夫
シャドウズ III-A~打楽器ソロのための – SHADOWS III-A for 6 x 2 solo percussion (1976) 
音質の違う2種類の木質楽器をそれぞれ6音ずつ使用する曲。ここでは6枚の板と6個の木魚で演奏されている。

一柳慧:
リズム・グラデーション – RHYTHM GRADATION for solo timpani (1993)
4台のティンパニのための音楽。演奏しながら音を変えるという点以外でティンパニを使用する意味はほぼなし。

池辺晋一郎:
モノヴァランス IV~マリンバ等のために – MONOVALENCE IV for marimba etc. (1975)
マレットは用いない。指ではじく、つめで叩く、手のひらで・・・と言ったように様々な特殊奏法を駆使している。

高橋悠治:
 – THE WOLF (1988)
ドラム8、ゴング2、ウッドブロック3。小さなパターンのみ指定されており、演奏者はそれを即興で紡いでいく。

一柳慧:
森の肖像 – PORTRAIT OF FOREST for solo marimba (1983)
マリンバ独奏。音楽を通じて環境問題を考えた作品だそうです。

石井眞木:
打楽器ソロのための『サーティーン・ドラムス』作品66 – THIRTEEN DRUMS for percussion solo Op.66 (1985)
その名の通り13個の太鼓を使う。今では世界中で演奏されている打楽器音楽の重要なレパートリーの一つである。


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    投稿者: 泉 純太郎

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