サーティーン・ドラムス(石井眞木)

Thirteen Drums for percussion solo, op.66

打楽器ソロ作品の中でも演奏頻度が高い作品。
太鼓13個というと、揃えるのが難しいように思えてしまうが、ボンゴ、和楽器などとにかく膜鳴楽器であれば何でもいいので、意外と揃え易い。
ただ、難易度が高いので、取り組むにはそれなりの準備期間が必要。

この曲を取り組むのにネックになることのひとつがセッティング。
なんせ13個もの太鼓を効率よく並べないといけない。
ただ、どんなセッティングにしても曲のどこかで手を回すのが困難になる部分が出てくる。
なので、ポイントとしては、
①とにかくよく出てくるフレーズが叩きやすいように並べる。
②一番使うのは5番の太鼓なので、それをどこに持ってくるか。
③足で操作する13番の太鼓の微妙な位置は確実に決めておいたほうがいい。(立ち位置に関わるので)

ちなみにこの曲、分析するとかなり面白い。
・・・余談ですが楽譜のページ数も13です。(故意かどうかは不明)

作曲者 石井眞木(いしいまき)

作曲年 1985年

出版年 1986年

出版 Moeck Music instrumente und verlag

演奏形態 打楽器独奏

使用打楽器 ①~⑫Bongos,Congas,and other skin instruments with calf skin. (or japanese drums:Shime-Daiko,Oke-do)、
⑬Bass Drum with Pedal
要は「膜質打楽器の範囲で自由」。「手に撥を持ってたたく太鼓」12個と、「足でペダルを操作して叩く太鼓」1つがあればOK。

演奏所要時間 10~15分。

録音

(最終更新日:2018/7/25)


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    投稿者: 泉 純太郎

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