電子書籍で買える打楽器関連本紹介

昨今Kindle(キンドル)を始めとした電子書籍サービスが充実してきました。僕も大いに活用していますが、今回は教則本を中心に電子版が存在する打楽器の書籍を紹介していきます!
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1.基礎練習に使える教本
2.スネア・ドラムの教本
3.鍵盤打楽器の教本
4.ティンパニの教本
5.ドラム・セットの教本
6.ラテン・パーカッションの教本
7.その他の打楽器の教本
8.打楽器系の雑誌
9.その他打楽器関連本

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Markus Hauke – SchlagArtig Percussion Solo

*下記の文章は学生の頃に書いたものです。だいぶ上から目線で大口叩いていますが、ご容赦ください。

マルクス・ハウケはドイツの打楽器奏者および作曲家。このアルバムはかなり意欲的な選曲になっています。
まずは石井眞木 。数々の打楽器奏者が挑んできたこの曲をどう料理するかというのが注目すべき点なのですが、これがお見事。驚くほどよくまとまった好演です。
そしてハウケ氏の自作自演、ウォルフの大曲が続き、ケージ作品にいたります。ジョン・ケージといえば現代音楽の変態として名を馳せた天才ですが、ここでは小太鼓を巧みに使い、あらゆる奏法を駆使して真っ当な打楽器音楽に仕上げています(笑)ただ、ケージは言うまでもなく、偶然性の音楽を大成した人なので、どこまで楽譜に書かれているのかは不明です。
最後は打楽器独奏の傑作、ヤニス・クセナキスのプサッファで締めくくられます。これも非常にまとまった演奏。お勧めです。

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木と皮の鼓動-現代パーカッション作品集

日本を代表する打楽器奏者、元読売交響楽団首席ティンパニ奏者の菅原淳氏のソロ・アルバム。現代日本を代表する6人の作曲家から献呈された7作品が収録されています。中でも「樹霊」「サーティーン・ドラムス」は世界中で演奏される打楽器&マリンバ・ソロのスタンダード・レパートリー。7曲すべて出版されていて頻繁に演奏されています。お勧めの1枚。

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4’33″(アマディンダ・パーカッション・グループ)

打楽器アンサンブルの古典的作品が収録されているCDです。もっとも、タイトルトラックにもなっている某曲はネタとしか思えませんが(笑)
演奏は世界的打楽器アンサンブルのアマディンダ・パーカッション・グループ。ジョン・ケージの打楽器作品全集を完成させた強者たちです。
そして注目は協演のピアニスト、ゾルターン・コチシュ。指揮者としても活躍する名手で、近現代音楽に造詣の深い演奏家です。

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