電子書籍で買える打楽器関連本紹介

昨今Kindle(キンドル)を始めとした電子書籍サービスが充実してきました。僕も大いに活用していますが、今回は教則本を中心に電子版が存在する打楽器の書籍を紹介していきます!
*表紙画像をクリックするとAmazonに飛びます。

1.基礎練習に使える教本
2.スネア・ドラムの教本
3.鍵盤打楽器の教本
4.ティンパニの教本
5.ドラム・セットの教本
6.ラテン・パーカッションの教本
7.その他の打楽器の教本
8.打楽器系の雑誌
9.その他打楽器関連本

1.基礎練習に使える教本

Stick Control言わずと知れた名著中の名著。
全打楽器奏者のバイブル。
必携。(笑)
手順の指示がついている短いパターンが大量に掲載されており、
一つ一つのパターンが短いのでスマホなどの小さい画面でも問題なし。
電子書籍向きの1冊。
以前はAccents and Reboundsも変えたのですが、なぜか現在は販売停止に・・・。
Master Studies IIジョー・モレロの名著。
Master Studiesという前編があるのですが、
Kindleで買えるのはなぜかこちらの2だけ。
こちらも小さな画面でも特に問題はなし。

2.スネア・ドラムの教本

Modern School for Snare Drum初級〜中級程度の練習曲集。
後半は様々な打楽器のことやオーケストラ・スタディが掲載されている。
英語版のみ。
大型タブレットで見るのでもない限り、
紙の書籍版をお勧めします。
Portrait in Rhythm中級〜上級くらいの練習曲集。

これも大型タブレットで見るのでもない限り、
紙の書籍版をお勧めします。
14 Modern Contest Solosアメリカン・スタイルのルーディメンタルな教本。
全ての音に手順が記されており、難易度は上級。

これも大型タブレットで見るのでもない限り、
紙の書籍版をお勧めします。

3.鍵盤打楽器の教本

Modern School for Xylophone, Marimba, Vibraphone鍵盤打楽器の教則本。
大量の小曲が掲載されている。
2本マレット(片手に1本ずつ)
初級〜上級まで。

頑張れば中型タブレットでもいける。
Instruction Course for Xylophoneラグ・タイムで有名なジョージ・ハミルトン・グリーンの書いたシロフォン向けの教則本。
僕は持っていないのでなんとも言えませんが、サンプルページを見る限り小型タブレットでもいけそう。
そして内容も良さそう。
買ってみようかな(笑)
Velocity Warm-Ups for Jazz Vibraphoneこちらはタイトルの通り、ジャズ・ヴィブラフォンのための教本。
ジャズで使われる様々なスケールや、コードのアルペジオ練習が載っている。
結構練習になる。
パッと見は2本マレットの教本だが、実は4本持って、そのうちの2本でやりなさい的なことが書いてある。
小型タブレットでも頑張れる。

4.ティンパニの教本

Modern Method for Timpani往年の名手ソウル・グッドマンのティンパニ教本。
電子化されているティンパニの教本はいくつかあるが、僕が使ったことのあるのはこの1冊のみ。

・・・紹介できるのが1冊もないのは寂しいので載せたけど、いくつかの理由から僕はお勧めしません…

そして大型タブレットで見るのでもない限り、
紙の書籍版をお勧めします。
さらに、どうせ紙の本を買うなら他の教本をお勧めします。

5.ドラム・セットの教本

1日15分!自宅でドラム中毒僕が初心者によくお勧めする教本。
Amazonのページからサンプルを見てもらえるとわかりますが、最初に目標フレーズが書いてあり、それに対して5〜6のステップで練習法が紹介されている。
という構成になっている。

後半になるとそこそこ難易度も上がるので、中級者にもお勧め。
小型タブレットで十分見れるし、スマホでも頑張れる。
Progressive Steps to Syncopation for the Modern Drummerシンコペーション・ブックとして知られる名著。
パッと見て使い方がわからないので、見てくれに反してそこそこ上級者向け。

小型タブレットでも見れる。

ドラムの教本はたくさん電子化されているので、以下は表紙だけ掲載します。
画像クリックでAmazonのページに飛ぶので、詳細はそちらでご確認ください。

6.ラテン・パーカッションの教本

Progressive Steps to Bongo and Conga Drum Technique Latin Rhythms for Drums and Timbalesシンコペーションの著者であるテッド・リードの教本を2冊。
前者はコンガとボンゴ、後者はティンバレス。

楽譜の書き方が独特なので日本語訳されているものやもっと最近の教本の方がいいかも。

どうしても電子書籍で!という方で英語が読める方はどうぞ。

7.その他の打楽器の教本

残念ながら、今のところ紹介できるものはありません。
今後随時追加していきたいと思います。

8.打楽器系の雑誌

打楽器系の雑誌といえば、リットー・ミュージックが刊行している「リズム&ドラム・マガジン」でしょう。
2020年から残念ながら季刊となってしまいましたが、最新刊から電子書籍で読めます!

9.その他の打楽器関連書籍

ティンパニストかく語りき元新日フィルのティンパニ奏者、近藤高顯氏の自叙伝的なエッセイ。
ドイツ留学時代など、氏のこれまでの経験から非常に興味深い内容となっています。

一家に一冊あっていいレベル(笑)
Learning to Listen: The Jazz Journey of Gary Burtonこちらは惜しくも数年前に現役引退した伝説のジャズ・ヴィブラフォン奏者ゲイリー・バートンの自叙伝。
Kindleには英語版しかありません。

一応日本語版もあるが、こちらは未電子化。

紹介しているくせに、実は未読です(笑)

こんな感じで紹介してきましたが、少し前よりもむしろ減ってしまっている気がします。
以前はAccents & ReboundsIt’s Your Moveの電子版もありましたが、何故か無くなっています。

また、電子化されているもののほとんどがアメリカの教本か、リットー・ミュージックの書籍です。今後ヨーロッパ圏のものも電子化されることに期待しましょう!

投稿者: 泉 純太郎

演奏依頼、レッスン依頼受付中! 個人レッスン、グループレッスン、吹奏楽指導etc 「身体の構造」に基づいた「身体の使い方」も教えます! フリーの打楽器奏者としてオーケストラや吹奏楽を中心に活動しており、現在までに日本センチュリー交響楽団、Osaka Shion Wind Orchestra(旧称:大阪市音楽団)、関西フィルハーモニー管弦楽団、京都市交響楽団、京都フィルハーモニー室内合奏団、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、モーツァルト室内管弦楽団、エウフォニカ管弦楽団、日本ウィンド・アンサンブル『桃太郎バンド』、などのオーケストラ、吹奏楽団の演奏会に客演奏者として出演している。 アレクサンダー・テクニーク教師になるべくBodyChanceにて勉強中!

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