ティンパニ演奏時のゲージを見るときの目の使い方について

ティンパニを演奏する際、様々な目の使い方をすると思いますが、今回は「ゲージを見るとき」について書きたいと思います。
*今回は「ゲージに頼るのはダメ」みたいなことには触れません。あくまで「ゲージを見るときの目の使い方」についてです。

3/3のワークショップの際、ティンパニ演奏時の椅子の高さについての質問がありました。
その方は特に音を変えながら叩くときにしっくり来ていなかったとのことです。

実際演奏していただくと、音を変えるときに体が大きく前傾していることに気がつきました。
初めは足の使い方かと思って股関節の使い方などを解説していたのですが、どうも違うようで、色々やってもらって、「ゲージを見るときに顔をゲージに近づけている」ことに気がつきました。

そこで、「何のためにゲージを見るのか」というディスカッションをしたところ、「ゲージに合わせることそのもの」が目的になっていたようなので、「いい音程で演奏する」という目的のために「ゲージを見る」という手段を使うというように意識を変えてもらいました。
そうすると、体の動きが良くなり、音質も良くなり、音程も明確になりました。

なぜこういった変化が起きるかというと、「ゲージに合わせる」ことを目的とした場合、視線を一点に集中することになります。
試しに、指を一本立てて顔の前に持っていき、その指先を凝視してみてください。おそらく、目はもちろん、顔や頭、敏感な人なら体も硬くなるのがわかると思います。
そこで、視野を広く保つために、ゲージを見る「目的」を変えてもらったのです。

目の使い方は体の動きに大きく関わっているので、他にも色々試せますね!

投稿者: 泉 純太郎

フリーの打楽器奏者としてオーケストラや吹奏楽を中心に活動しており、現在までに日本センチュリー交響楽団、Osaka Shion Wind Orchestra(旧称:大阪市音楽団)、関西フィルハーモニー管弦楽団、京都市交響楽団、京都フィルハーモニー室内合奏団、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、モーツァルト室内管弦楽団、エウフォニカ管弦楽団、日本ウィンド・アンサンブル『桃太郎バンド』、などのオーケストラ、吹奏楽団の演奏会に客演奏者として出演している。 アレクサンダー・テクニーク教師になるべくBodyChanceにて勉強中!

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