さて、「4本マレットの動かし方」も今回でその3となりました。
前回までは2本のマレット両方が白鍵、または黒鍵の場合を考えていましたが、今回は白鍵と黒鍵両方使う場合について説明していきたいと思います!
“4本マレット(片手2本持ち)の動かし方 その3 白鍵&黒鍵と腕の向き” の続きを読む関西を中心に演奏活動をしている泉純太郎です!演奏依頼、レッスン依頼受付中!個人レッスン、グループレッスン、吹奏楽指導etc。「身体の構造」に基づいた「身体の使い方」のレッスンもやってます。
「打楽器奏者のためのアレクサンダー・テクニーク研究会(with USK氏)」や「打楽器奏者のための身体の使い方講座」などで取り上げた内容、私自身の探求を通した考察などを掲載していきます。
さて、「4本マレットの動かし方」も今回でその3となりました。
前回までは2本のマレット両方が白鍵、または黒鍵の場合を考えていましたが、今回は白鍵と黒鍵両方使う場合について説明していきたいと思います!
“4本マレット(片手2本持ち)の動かし方 その3 白鍵&黒鍵と腕の向き” の続きを読む皆さんは「うまくいく時もあるけど、いかない時もある」曲とかフレーズがあったらどう対処していますか? “うまくいった時のことを考えてみましょう” の続きを読む
以前書いた「上腕二頭筋とストローク」という記事で、全くストロークに触れずに終わってしまったので、今日は続きをつらつらと書こうと思います。
前回使った画像を使い、ちょっと復習&補足説明。
上腕二頭筋とは、肩甲骨の「2ヶ所」から始まり(だから二“頭”筋といいます)、二の腕に沿って進み、肘の少し先にくっついています。
2つの関節にまたがっているため、「二関節筋」とか「多関節筋」とか言います。
この筋肉の場合、いわゆる「肩関節」と「肘関節」の2つの関節を通っています。
ちなみに「上腕二頭筋」の拮抗筋(反対の作用をする筋肉)である「上腕“三”頭筋」も同じように肩と肘を通る多関節筋です。
上腕二頭筋は肘を曲げたり腕全体を引き上げたりする動きに関与します。
上腕三頭筋は肘を伸ばしたり挙げた腕を下ろす動きに関与します。
つまり、
“肘を曲げ伸ばしする動きは大なり小なり必ず肩関節に影響します”
このため、肘を中心としたストロークでも肩甲骨や鎖骨も少なからず動いているんですね。
さて、復習はここまでにして本題に戻ります。
ストロークの動きの中で、この「上腕二頭筋」はどのような役割を持っているのでしょうか。 “上腕二頭筋とストローク②” の続きを読む
以前、Twitterでこんなつぶやきをしました。
弱奏の細かいパッセージが苦手なのは、弱奏に移る時に左手が上がってしまうのが原因だと思っていた。 左が上がる原因を探るため、鏡を使ってじっくり観察したら、右肩が僅かに下がるのが見えた。 左が上がっていたのではなく、右が下がっていたのだ。 思い込んでいた原因と、実際の原因が違っていた。
今日は、これについてもう少し掘り下げていこうと思います。 “上腕二頭筋とストローク” の続きを読む
連投です。前記事にて紹介したDVDで自分の演奏を見ていて気づいたことがありますので、それについて書きたいと思います。
Timpaniで長いロールをする時です。
それもおそらく強めに演奏する時かな?
肘を外に開いて、また戻す(専門的に言うと、上腕を内旋しつつ外転)という動きをしていました。
この動きは今まで一度も意識したことがなかったので、少々驚きました。
では、この動きは何なのか。
通常の奏法からロールに有利な奏法に移行するときに起きているので、おそらく、無意識に調整をしているのだと思われますが、実際のところわかりません。
この動きをやめるとどうなるのか、他の楽器ではどうしているのか、短いロールでやってみたらどうなるのか、などなど、これからの探求ポイントになりそうです!