珍しい古典派の協奏曲。 作曲者自身ティンパニの名手であったと伝えられています。
古典派でありながら2つを大きく超える数のティンパニを使用し、メロディーを受け持たせることもあったそうです。
この曲では6台のティンパニをGABCDEとチューニングし、旋律を奏でさせています。 とはいってもティンパニのみではなかなか旋律に聴こえにくいので、フルートやヴァイオリンとユニゾンで鳴らすことにより浮き立たせています。
曲中2箇所、無伴奏のカデンツァが登場します。
Partita for Six Timpani and Orchestra in C
作曲者 Georg Druschetzky (ゲオルク・ドルシェツキー)
独奏楽器: ティンパニ
管弦楽編成:Fl. Ob.2 Hn.2 Trp.2 Strings
演奏所要時間 約15分~17分。
曲目概要 珍
録音 CDライブラリー収録
・ヴィルトゥオーゾ・ティンパニ協奏曲集(アレクサンダー・ペーター&ドレスデン・フィルハーモニー室内管弦楽団)
・ドルシェツキー:ティンパニと管弦楽のための作品集(Zoltan Racz, ジェルジ・ヴァシェギ&エルデーディ室内管弦楽団)
最終更新日 2020/6/18
「6台のティンパニと管弦楽のためのパルティータ ハ長調(ゲオルク・ドルシェツキー)」への1件のフィードバック