Georg Druschetzky: Works for Timpani and Orchestra
昨年(2009年)没後190年を迎え、ハイドンやモーツァルトと同じ時代を生きた作曲家、ゲオルク・ドルシェツキーのティンパニ協奏曲集。作曲者自身がティンパニの経験があったこともあり(というかかなりの腕前だったらしい)、数少ない古典派のティンパニ作品を生み出しました。
曲はというと、もし、ハイドンやモーツァルトがティンパニ協奏曲を書いていたらこんな感じだっただろうなって感じです。古典派の様式とティンパニの音色が調和していて、お見事です。
お勧めの1枚。
演奏:
ゾルターン・ラーツ – Zoltan Racz (Timpani)
ラヨシュ・レンチェス – Lajos Lencses (Oboe)
Zsolt Szefcsik (Violin)
エルデーディ室内管弦楽団 – Erdody Chamber Orchestra
ジェルジ・ヴァシェギ – Gyorgy Vashegyi (Conductor)
作曲:Georg Druschetzky (1745-1819)
収録曲:
①-③6台のティンパニのための協奏曲 Concerto for Six Timpani and Orchestra
④-⑥オーボエと8台のティンパニのための協奏曲 Concerto for Oboe, Eight Timpani and Orchestra
⑦-⑩6台のティンパニと管弦楽のためのパルティータ Partita for Six Timpani and Orchestra
⑪-⑭Gran Sinfonia
⑮Ungaria
レーベル:Hungaroton
(最終更新日:2018/11/21)
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