プサッファ(ヤニス・クセナキス)

作曲者のクセナキスはルーマニアで生まれ育ち、大戦後フランスで暮らしたギリシャ人。建築が専門で、自身の曲にもそれを適応している。彼の曲は全て数学的に分析できるそうです。

「プサッファ」は紀元前6世紀ごろ存在した古代ギリシャの女流詩人の名前。この詩人は韻律を巧みにつけたそうで、音楽によってそれを表現したのがこの曲である。

尚、この曲の楽譜は通常の五線譜や音符を使用しておらず、升目に黒点を置いて演奏のタイミングを指示している。

コンクールや実際の演奏会でも取り上げられることの多い曲である。 “プサッファ(ヤニス・クセナキス)” の続きを読む

Inspirations Diabolique (Rickey Tagawa)

リッキー・タガワ氏はジュリアード音楽院でエリオット・カーターやルチアーノ・ベリオらと共に作曲を勉強しているようです。この曲以外にも打楽器作品を多く作曲しているそうですが、残念ながら資料に乏しいので確認できません。
(imslpにRick Tagawa Masanoriという作曲家のページがありますが、同一人物でしょうか・・・?)

Inspirations Diaboliqueは、「悪魔の霊感」「悪魔の肖像」「悪魔の印象」など訳されますが、一般的に流布した邦題は無いようです。 “Inspirations Diabolique (Rickey Tagawa)” の続きを読む

カタミヤ(エマニュエル・セジョルネ)

ルクセンブルク国際打楽器コンクール1995の課題曲として作曲された後、優勝者(神谷百子氏、Katarzyna Mycka氏 )に贈られた曲。

作曲者のセジョルネ自身が打楽器、マリンバ奏者なので、非常にマリンバらしい音楽である。 “カタミヤ(エマニュエル・セジョルネ)” の続きを読む

4台のティンパニのための8つの小品(エリオット・カーター)

現代音楽の巨匠エリオット・カーターのティンパニ・ソロ作品。8曲からなっているが、実演の際は数曲を選んで演奏する。様々な特殊奏法が盛り込まれており、難易度が高い曲もある。ソロ・ティンパニ奏者の重要レパートリーのひとつで、各曲は作曲当時アメリカで活躍していたティンパニ奏者たちに献呈されている。 “4台のティンパニのための8つの小品(エリオット・カーター)” の続きを読む