ヴィブラフォンとマリンバのための「トッカータ」(アナス・コッペル)

上級者向け打楽器2重奏曲。マリンバもヴィブラフォンもかなりの技術を要する。
ただ、それに見合うだけの豊かな音楽があるため、よく演奏されている。

タンゴやワルツ、フーガといった様々な要素が含まれており、演奏時の凄まじい視覚効果もあいまって、成功すれば客受けは期待できる。
ただ技術を見せたいだけなら他の曲を選ぶべし。 “ヴィブラフォンとマリンバのための「トッカータ」(アナス・コッペル)” の続きを読む

雨の樹(武満徹)

打楽器アンサンブルの名作として国内外を問わず広く演奏されている。

大江健三郎の 『頭のいい「雨の木」』に触発されて書かれた作品であり、武満は他に「雨の樹 素描」、「雨の樹素描II~オリヴィエ・メシアンの追憶に」という二つのピアノ曲も書いている。

この「雨の樹」では、「樹が葉から水滴を滴らせる様」が表現されている。
マリンバ2人でヴィブラフォンをはさむように配置され、各奏者に数個のクロテイルが配されている。マリンバやヴィブラフォンのマレットを持った上でクロテイルを叩くための硬いマレットを持たなければいけないため、片手に3本のマレットを持つ奏者も出てくる。
本来は照明とシンクロしている作品で、楽譜には暗転、明転、スポットライトなどが細かく指示されている。 “雨の樹(武満徹)” の続きを読む

トリオ・パー・ウノ Trio Per Uno(ネボジャ・ヨヴァン・ジヴコヴィッチ)

ジヴコヴィッチの代表作の一つ。
3人の打楽器奏者が大太鼓を囲み、激しくバトルする第1楽章が特に有名。 “トリオ・パー・ウノ Trio Per Uno(ネボジャ・ヨヴァン・ジヴコヴィッチ)” の続きを読む

イオニゼーション Ionisation(エドガー・ヴァレーズ)

イオニゼーション、アイオニゼーション、イオニザシオンなど、カタカナ表記は一定していない。
言わずと知れた(?)打楽器音楽の古典的作品。
総勢13人による大規模作品です。
『Modern School for Snare Drum』にスコアが付属していることでも有名。 “イオニゼーション Ionisation(エドガー・ヴァレーズ)” の続きを読む