The Music Of Joseph Schwantner
シュワントナーは特に打楽器作品と吹奏楽曲で有名です。
マリンバ&打楽器独奏はエヴェリン・グレニー。
打楽器のソリストのパイオニアです。
以下3曲はいずれもShott Musicから出版されています。
演奏者
エヴェリン・グレニー (打楽器、マリンバ) – Evelyn Glennie (percussion&marimba)
レナード・スラットキン (指揮) – Leonard Slatkin (conductor)
ナショナル交響楽団 – National Symphony Orchestra
作曲者:ジョセフ・シュワントナー – Joseph Schwantner (1943-)
①ヴェロシティーズ – Velocities (Moto perpetuo) for solo marimba
ヴェロシティーズは管打楽器コンクールの課題曲に取り上げられることもあるマリンバソロの曲です。リー・ハワード・スティーブンスの委嘱で書かれた為か、執拗なまでの超絶技巧を要します。グレニーの演奏はなんと言うか、あそび心に溢れています(^^;)
②打楽器協奏曲 – Concerto For Percussion And Orchestra
打楽器協奏曲は全3楽章で、かなり面白い曲です。3楽章でヴェロシティーズの旋律が出てくるのはご愛嬌(笑)オケ中にも打楽器がおり、聴いただけではどれがソロパートでどれがオケの打楽器パートかがわかりません・・・。Youtubeなどで検索したら動画が出てくるのでそれを参考にして下さい(^^;)ちなみに、この曲にはオケ版のほか、吹奏楽版、2台ピアノ版があります。
③世界の新たな朝「自由の夜明け」 – New Morning For The World: ‘Daybreak Of Freedom’ New Morning For The Worldはナレーション付きのオーケストラ曲。上の訳は適当です。正式な邦訳ではないのでご注意を。編成はかなり大きいですね。3管編成にピアノ、チェレスタ、ハープが入り、打楽器奏者はティンパニを除いて4人要るみたいです(・・;)冒頭はわりとキラキラした曲で、やや吹奏楽っぽい。でも、途中挿入される弦楽アンサンブルは吹奏楽では表現しにくいかな(++;)シュワントナー丸出しですね。ナレーションの入るタイミングは最高ですね。簡単な英語しか使っていないので邦訳が手元に無くても十分理解できます。ラストはよくある映画音楽(失礼)っぽいですね。
カタログ番号: 68692
ASIN: B000003G77
レーベル:RCA
(最終更新日:2018/11/15)