投稿者: 泉 純太郎
フランス組曲(ダリウス・ミヨー)
Suite Française
吹奏楽の古典的な名曲。だが、それほど演奏機会は多くない。
個人的に、もっと演奏されてもいいと思う吹奏楽曲の一つ。
作曲者自身にのアレンジによる管弦楽版も存在する。(楽譜の確認はできていないが、吹奏楽版から打楽器に変更が加えられている)
アンビル Anvil
アンビル(アンヴィル)
日本語に訳すと「鉄床(かなとこ)」となる。鍛冶屋が金属を鍛える際、土台にする金属の板のこと。鉄敷(かなしき)とも言う。
「キン!」という余韻の短い澄んだ金属音が鳴る。(「伝説の剣を鍛えるときに鳴ってる音」と言うと意外と伝わる(笑)
演奏用に作られたもの(Musical Anvil)も存在するが、鉄パイプやレールなどで代用されることもある。
一般に、Glockenspiel用の真鍮マレットや金槌で叩く。相当大きな金属音が鳴るので、奏者本人、及び近くの奏者は注意。必要なら耳栓などで対策をすること。
尚、完全に余談だが、耳小骨の一つである砧骨(きぬたこつ)のことを英語でAnvilという。
Anvilが使われる主な楽曲
・ヨーゼフ・シュトラウス 鍛冶屋のポルカ
・ホルスト 吹奏楽のための第2組曲
・ワーグナー 楽劇「ジークフリート」
・ヨハン・デ・メイ 指輪物語
(最終更新日:2018/10/9)
打楽器の彩典
読売日本交響楽団の首席打楽器奏者(発売当時)、石内聡明氏が主催する打楽器アンサンブル“埼玉打楽器合奏団 ザ・サークル’90”のセカンド・アルバム。
打楽器アンサンブルの古典的名曲から近年流行ってる曲、新曲、そして管弦楽曲からのアレンジものまで多彩な収録内容になっています。
トーマス・ゴーガー – Thomas Gauger
ゲインズボロー – Gainsborough
5重奏。打楽器アンサンブルの古典的超名曲。昔はよくアンサンブル・コンテストでも取り上げられていた。
八木澤教司
ディテュランボス – Dithyrambos
8重奏。
ネボジャ・ヨハン・ジヴコヴィチ – Nebojša Jovan Živković
トリオ・パー・ウノ – Trio per Uno
3重奏。最近流行の曲。それほど難しくもないのに演奏効果は絶大。
リムスキー=コルサコフ – Rimsky-Korsakov (編曲:河合尚市)
交響組曲『シェヘラザード』作品35より第4楽章 – Scheherazade, op.35, mov.4
15重奏。原曲は管弦楽。
松下功 – Isao Matsushita
沫雪の舞 – “Awayuki-no-Mai” (Snowflakes falling) for Marimba Solo and Percussion Ensemble
ソロ・マリンバ&打楽器5重奏。
天野正道 – Amano Masamichi
ラ・マレー・エ・ラルグ – La maree et l’ague
6重奏。
広瀬勇人
太陽の季節 – The Season of Sun
5重奏。
演奏:埼玉打楽器合奏団 ザ・サークル’90
(最終更新日:2018/9/29)